青年部 『救命講習会』開催の報告

このたび第3回目の当支部青年部主催の「救命講習会」を平成17年11月7日(月)に実施いたしました。
 この講習は、旅行中の不測の事態に旅行会社の人間にはお客様の安全を確保するために行動することになるため、万が一の際に対応できるようにとの趣旨より実施しております。
 毎回受講者に好評であり、今回は東京消防庁本所防災館・本所消防署のご協力を得て、会員会社の代表者・従業人を対象に下記の内容にて実施いたしました。
 

1.東京消防庁本所防災館では、短時間コース「3Dシアター鑑賞」・「煙体験」・「地震体験」を受講。

○最初に「3Dシアター」にて大地震が起きた時の様子を鑑賞しました。
3Dメガネをかけて鑑賞するので、落下物に思わずのけぞってしまったり、座席が振動したり音響効果でとても臨場感がありました。
 終わったあとに、本当に地震が起きたことを想像するとぞっとすると同時に、日頃からの心掛けが重要だと思いました。

○次に体験をしたのは、「煙体験」です。
 煙が立ち込める暗い部屋の中に入っていき、手で壁を伝いながら出口まで低い姿勢にて進んでいくことを体験しました。
 下の写真は、部屋の中の様子を外のモニターにて確認しているところです。モニターにて人の動きが分かるもので、姿勢が高くなると警告マークが表示されるというものでした。
 外で見ていると簡単そうに思えましたが、実際に暗い室内に入ると暗闇の圧迫感があり慌ててしまいました。これが実際の火事の煙だとすると更に慌ててしまいそうでした。
 ご説明いただきました担当の方より、「旅館に宿泊した際には、一度壁を伝って非常口まで行って確認をしたほうが良いですよ。」と助言を頂きました。

○防災館にて最後に体験を行ったのは、「地震体験」でした。
 こちらのコーナーでは過去に起こった阪神淡路大震災など3つの地震を体験することが出来ました。
座布団をかぶって頭を守り、ガスを止めて、出口の確保を行う。そのこともすごい揺れと家具に見立てた大きなクッションが飛んでくる中では、とても難しいものでありました。
 参加者からは、「地震が来ると分かっていても対応するのが大変だった。実際に地震が起きたときはどうなるのか?」との声も聞こえました。
 しかし、日頃からこのような体験をしておけば対処の方法も出来るので貴重な機会となりました。

2.本所消防署へ移動して「普通救命講習」を受講。

○本所防災館での体験を終えた後、防災館に隣接している本所消防署にて東京救急協会の方に「普通救命講習(3時間)」を講義していただきました。
 内容としては、「観察要領」・「気道確保要領」・「人工呼吸法」・「心肺蘇生法」・「AEDの使用法」・「止血法」を学びました。
 下記の写真のように、人工呼吸・心肺蘇生法では実際に人形を使用しました。
 また、昨年より一般の方も利用可能となったAED(自動体外式除細動器)も人形を用いて使用方法を体験しました。

今後も青年部として、非常時に添乗員が対応できるよう同様の講習を会員旅行会社向けに行なっていく予定です。